EMとは、有用(Effective/エフェクティブ)と、微生物群(Microorganisms/マイクロオーガニズムズ)を組み合わせた、有用微生物群の略のこと。自然界から採種し、抽出、培養した、有用で安全な微生物の複合体です。善玉菌のかたまりでもある、この微生物を集めた堆肥や活性液を使用することで、土壌の質が良くなり、植物や農作物が元気に育つといわれています。現在も世界50ヶ国以上で使用され、農場や畜産をはじめ、水産、環境浄化、食品加工など、さまざまな分野で役立てられています。
このEMの効果に注目した私たちは、2006年にEM活性液の培養機を導入。岩田川の最上流である4番ホールの池にEM活性液を入れたところ、半年後には臭いや淀みが消え、池の底が透け見えるほどになりました。また、EM活性液を1000倍に希釈したものを自動散水したグリーンでは、芝が生き生きし、樹木も驚くほど元気に育っています。
ほかにも、浴室や流し台、トイレ清掃などにEM活性液を使用したところ、排水溝の嫌な臭いやぬめりが取れてきれいになり、今では館内のいたる場所で使用するほど大活躍をしています。
EMは、河川の汚れやヘドロを分解する水質浄化作用もあり、津カントリー倶楽部の下部を流れる岩田川がきれいになったことで、河川の周辺ではゲンジボタルが生息するまでになりました。以来、毎年夏にはきれいな光を発するホタルが飛び交い、地域の皆様にも喜んでいただいております。
今後も人と町と自然が共存共栄する、明るく豊かな地域社会の発展に貢献できるよう、EMをさまざまな分野に活用して、環境問題にも取り組んでいく計画です。そして、地球にやさしいゴルフ場を目指し、地域できれいになるという考え方で、地域の皆様にお返しができるよう努めてまいります。
2006年8月、三重県のNPO法人自然農法科学技術研究所の方が、津カントリー倶楽部へ来場されました。彼らは、このEMを活用して津市を流れる岩田川下流の浄化活動をしていましたが、いくら下流で浄化しても、上から汚い水が流れてきては意味がないということで、岩田川の上流にあがってみると、なんと津カントリー倶楽部の4番ホールの池が岩田川の最上流であることがわかりました。そこでこの4番ホールの池を浄化させてほしいというのが、EMとの最初の出会いでした。
すぐに、週1回4番ホールの池に1トンものEM活性液を入れる活動が始まりました。EMは薬ではないので、投入してもすぐに効果が出るものではありませんが、半年も経った頃から淀んでいた池の臭いがなくなり、水底のボールが確認できるほどにまできれいになってきたのです。
そして、2007年3月、EMの生みの親である琉球大学の比嘉教授をお迎えし、ビジネス交流会での講演をしていただきました。共存共栄の社会を目指す教授の志に感動した私たちは、本格的にEMへの取り組みを始めたのです。
コース管理にはEM活性液の培養機を導入し、4番ホールの池だけでなく、浴室をはじめとする館内清掃や、ゴルフコースでのハーブの育成、レストランでのEM無農薬野菜のバイキングを始め、お客様にもEMの素晴らしさをご案内しております。
津カントリー倶楽部では、これまでも「ゴルフを通じた社会貢献活動」を常に模索して参りましたが、このEMとの出会いによって、地域社会への環境浄化活動に寄与できることを大変うれしく思っております。
ご来場の皆様も、環境浄化をしながら、若々しく、健康で、快適な暮らしが実現できるEMをぜひご利用していただきたいと思います。まずは、ご家庭の台所やお風呂からご利用いただき、素晴らしさを実感してみてください。
津カントリー倶楽部
小池しおり


